Development Story開発ストーリー
01
MITSUBOSHIの技術力 自動車用伝動ベルト
世界初の補機駆動用ベルトで低燃費と耐発音性を両立させた「低フリクションロスベルト」
低燃費化に向けた競争が激化する日本の自動車業界。そのニーズに応えるべく、三ツ星ベルトが世界に先駆けて開発に成功したのが、補機駆動システム用の低フリクションロスベルトだ。ベルトの曲がりや変形による屈曲ロスを、ベルトリブ部の内部発熱を抑えることで低減に成功。約3万点と言われる自動車部品の中から補機駆動用ベルト単体で低燃費化を実現し、さらに耐発音性や耐摩耗性といった機能も両立させた画期的な製品として、自動車メーカーへの採用が広がりつつある。
02
MITSUBOSHIの技術力 搬送ベルト
画期的な品質と特長を実現したオンリーワンの製品で搬送ベルトの可能性に挑戦
物流業界や食品業界を中心に活躍している、三ツ星ベルトの搬送ベルト。中でも屋内用搬送ベルトの主流である樹脂ベルトでは、近年、オンリーワンの製品を次々に生みだし、売上アップに大きく貢献している。しかし、わずか10年ほど前まで、三ツ星は搬送用樹脂ベルトで画期的な製品を開発できずにいた。そこから新製品を次々と世に送り出すきっかけとなったのが、ある方向転換だった。なぜ三ツ星の樹脂ベルトは業界トップシェアに迫る勢いにまで飛躍したのか。代表的な製品開発に関わった技術者たちの話からその秘密に迫ってみた。