「サステナビリティ・リンク・ローン」契約の締結について
三ツ星ベルト株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長 池田 浩)は、この度、株式会社三菱UFJ銀行(本店:東京都千代田区、取締役頭取執行役員 半沢 淳一)をアレンジャーとし、サステナビリティ・リンク・ローン原則に即したシンジケーション方式での「サステナビリティ・リンク・ローン」契約を締結しました。
サステナビリティ・リンク・ローンは、借り手のサステナビリティ戦略に基づくサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下:SPT)を設定し、貸付条件とSPTの達成状況を連動させることで、借り手の目標達成に向けた動機づけを促進するとともに、環境的・社会的に持続可能な経済活動および経済成長の促進を目指すものです。
三ツ星ベルトグループは、持続可能な社会の実現への貢献と当社グループの持続的成長を目指し、ESG経営の実践を推進しています。2022年度には、当社グループが取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定し、「環境」、「社会」、「ガバナンス」のESG課題の解決に向け積極的な活動を展開しています。
特定したマテリアリティのひとつでは、「脱炭素社会実現への貢献」として、温室効果ガスの排出量削減目標『2013年比で2023年度:22%以上削減、2030年度:46%削減、2050年:カーボンニュートラル *(国内8拠点、Scope1・2)』の達成を取り組むべき課題としており、本サステナビリティ・リンク・ローンにおいては、このマテリアリティに沿ったKPI、及び中間年度での削減目標値をSPTとして設定しております。
なお、当社が設定しました当SPTは、第三者評価機関である株式会社日本格付研究所(JCR)より“野心的な目標である”との評価を受けました。また、本サステナビリティ・リンク・ローンは国際的な指針である「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および環境省の「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」との適合性について同社より第三者意見書を取得しております。
三ツ星ベルトグループは、今後も、企業理念「人を想い、地球を想う」のもとサステナブルな事業活動を推進し、持続可能な社会の実現への貢献と企業価値の向上を目指してまいります。
本サステナビリティ・リンク・ローンの概要
組成方法 : シンジケートローン
組成金額 : 50億円
契約締結日 : 2023年2月22日
契約期間 : 5年
アレンジャー : 株式会社三菱UFJ銀行
資金用途 : 設備資金
設定したSPT : 2025年度のCO2排出量を2013年度対比で27%削減させる
株式会社日本格付研究所による第三者意見書:https://www.jcr.co.jp/greenfinance/
このニュースに関するお問い合わせ先
三ツ星ベルト株式会社社長室 広報
直通電話 078-685-5604